御嵩町で、小学生たちが地域のお店を取材し、動画を制作する「子どもお仕事体験」ワークショップが開催されました。動画のテーマは、子どもたちにとって身近な“YouTubeの世界”。
「どうやって作るの?」「取材ってどんなことをするの?」といった疑問からスタートし、撮影・編集までを自分たちの手で体験する、全5回の特別講座です。
・地域の人と関わりながら、地元への愛着や誇りを育てる
・職業体験を通じて、仕事への理解と興味を深める
・「伝える力」「聞く力」など、コミュニケーションスキルの向上を目指す
・地元のお店の魅力を子どもたちの目線で発信!
※この取り組みは「子ども夢基金」の助成金を活用して行いました。
>>>子どもゆめ基金
1回目はオリエンテーションからスタート。
動画づくりの仕組みや、どんな動画を作るかを話し合い、絵コンテやインタビューシートの作成にもチャレンジ!
いよいよ取材当日は、お店の人にインタビューしながら、カメラを回して撮影。
子どもたちが主体となって行動する姿がとても印象的でした。
その後は、文字入れ・BGM選び・構成など、編集作業に取り組み、
最終日は発表会を開催。プロジェクターで上映しながら、自分の作品を紹介しました。
参加したのは、地元の小学生(4~6年生)。
「思ってたよりむずかしい!」「撮影、めっちゃ緊張した…!」と話していた子どもたちも、
編集が始まると、驚くほどの集中力を見せていました。
「どうしたら伝わるか?」を考えながら、構成を工夫し、
イラストや音楽を取り入れて、個性あふれる作品を完成させました。
子どもたちが取材・撮影・編集まで手がけた動画が完成しました!
どの動画にも、子どもたちの「伝えたい!」という気持ちと工夫がぎゅっと詰まっています。
地域のお店の魅力を、子どもたちの目線でぜひご覧ください!
透明なガラスが形になっていく様子に、子どもたちも興味津々。
インタビューでは「一番大変な作業はなんですか?」といった質問も自分たちで考えて聞きました。
店内に並ぶかわいらしいケーキたちにテンションアップ!
「どうしてパティシエになったんですか?」などの質問に、丁寧に答えていただきました。
動画では、店内の雰囲気や人気のケーキを分かりやすく紹介しています。
▶️ ショート動画を見る
季節の展示や地元のお土産が集まる「わいわい館」。
「どんな人が来ますか?」「どんな工夫をしていますか?」など、子どもたちがじっくり取材しました。
▶️ ショート動画①
▶️ ロング動画(YouTube通常動画)
・動画作成指導・講評:動画クリエイター・村島啓太 氏
・取材・インタビュー指導:株式会社Ohana
プロの方から直接アドバイスをもらえる貴重な体験に、子どもたちも真剣そのもの。
現場で学ぶことで、「仕事」や「社会」とのつながりをぐっと身近に感じることができました。
地域のお店と子どもたちがつながって生まれた、小さな動画作品たち。
子どもたちが“伝える人”として地域を見つめ、表現し、発信するこの体験は、
これからの時代を生きるうえで、かけがえのない学びとなったはずです。
完成した動画は、今後も地域の魅力発信に活用予定。
御嵩町の未来を担う小さなクリエイターたちに、これからもぜひ注目してください!